鳥取県共同募金会助成金申請ガイド
「親なき後の障がいをもつこどものための後見制度等を、共に勉強する講演会を開催したい。」
「子ども食堂の冷蔵庫が壊れて食品保存に困っている。」
「コロナ禍の中、研修がオンラインに移行したが、対応できるパソコンがない。」など、さまざまな福祉課題の解決に取り組む活動を支援するため赤い羽根共同募金は法令等に基づき資金をサポート(助成)しています。
【赤い羽根共同募金とは】
毎年10月1日から3月31日までの6 か月間、全国で一斉に実施される募金運動により寄せられる地域福祉のための募金です。各家庭や町内会単位、職場ごとや学校、店頭の募金箱や街頭募金など様々な場面で広く県民の皆様 から寄付していただき、事業所・企業からも寄付をいただいています。県内で集まった寄付金は、県内で活動している団体に助成され、鳥取県の地域福祉の向上に大きく寄与しています。
【助成対象団体 】
① 法人格の有無は問わないが、団体の規約等を備えていること
② その活動から生じる利益を構成員に分配しないこと
③ 活動の実績・内容及び財務の状況を自ら公開できること
④ 活動計画、予算、決算等が整備されていること
⑤ 共同募金の趣旨について理解、共感し、この運動に自ら積極的に参画、推進すること
上記の項目に合致した、社会福祉を目的とする団体
【助成対象事業 】
社会福祉法・更生保護法に基づいて行う事業および、その他社会福祉を目的とする事業(保健・医療・教育・まちづくり・環境などで社会福祉に関する活動を含む。※行政等の補助・委託事業は対象外
【助成決定までの流れ】
共同募金助成にはさまざまなプログラムがあり、それぞれ特徴がありますが、まずは基本的な申請から決定までの流れを説明します。
募 集 | 鳥取県共同募金会(以下「本会」という 。 )ホームページ等で 、助成希望団体の募集を開始する。 |
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申 請 | 助成を希望する団体(以下「 団体 」という 。)は申請様式を入手、また必要な資料を取り寄せ 、申請書類一式を本会へ提出する 。 |
書類審査 | 申請を受け本会は書類審査や 聞き取り調査を行う。また、必要に応じ配分委員会委員による現地調査を実施する場合がある。 |
審 議 | 本会は配分委員会を開催し、助成の可否を審議する。 |
内定通知 | 本会は団体に助成内定(または否決)を通知し、助成内定団体は、事業開始する 。 |
送 金 | 団体は助成金請求を行い、本会は団体が指定した金融機関へ助成金を振り込む。 |
事業報告 | 事業終了後、速やかに「事業報告書」「収支決算決算書」「ありがとうメッセージ」等を本会へ提出する。 |
※ 配分委員会:共同募金寄付金を公正に配分(助成)することを目的とし、委員は寄付者の代表、社会福祉事業代表者、学識経験者、報道関係者、本会役員等の県民の代表者により構成される。