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ハンセン病療養所訪問事業

 
 現在日本国内にはハンセン病療養所が13か所あり、そのうちの4つの療養所で6名の鳥取県出身の元患者さん(現在は全員が完治している)が生活されています。毎年鳥取県共同募金会では、県民の皆様から寄せられた募金の一部をお見舞金として本県出身の方々へ贈呈しています。
 このほど、岡山県の「邑久光明園」と「長島愛生園」を本会配分委員会の相見委員長をはじめ10名が訪問し、お見舞金の贈呈と納骨堂参拝、施設見学を行いました。
 施設見学では、園内を廻りながら学芸員より、ハンセン病の元患者さんが暮らしている様子や、入所時、家族と引き離された悲しい歴史、遺骨となっても故郷へ帰ることが出来ない理由など解説していただきました。
 私たちにとって今回の訪問は、人々が共に暮らすことの大切さについて改めて考えるきっかけとなり、またハンセン病の差別によって幸せな人生を奪われてしまった元患者さんのことを決して忘れてはならない、と胸に刻む研修となりました。


納骨堂参拝

監禁室(元患者さんは正式な裁判が行われないまま投獄された)

学芸員による解説

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